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鹿島神宮 かしまじんぐう

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本殿は江戸時代のもので重要文化財、国宝の太刀がある。
基本情報
鹿島神宮

茨城県鹿嶋市にある二千年以上の歴史を誇る神社。式内社、常陸国一宮で、旧社格は官幣大社である。日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社。

同県神栖市にある息栖神社、千葉県香取市にある香取神宮と合わせて東国三社と呼ばれる。

阿蘇神社(熊本県)、筥崎宮(福岡県)と共に日本三大楼門の一つ。

鹿島神宮は、下総国一宮・香取神宮と古来深い関係にあり、「鹿島・香取」と並び称される一対の存在。

※「宮」は最高位の社格で、神名帳によると、「宮」がつくのは11のみで鹿島神宮もその一つ。

11の「宮」とは、伊勢神宮の中にある皇大神宮(内宮)、豊受大神宮(外宮)、神宮の別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)・瀧原宮(たきはらのみや)・伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)・月読宮(つきよみのみや)・高宮(たかのみや)の7宮と、下総の香取神宮・筑前の筥崎宮・豊前の宇佐神宮と当神宮(鹿島神宮)で、他はすべて「社」。

住所鹿嶋市宮中2306-1
駐車場第1・第2駐車場(有料)他、市営駐車場(有料)が鹿島神宮駅周辺にあり。
アクセス
公共交通
JR鹿島線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線鹿島神宮駅から徒歩10分。
最寄駅 >  鹿島神宮駅(JR)~742m
アクセス 車東関東自動車道潮来ICより、国道51号を鹿嶋方面へ約20分
最寄IC > 潮来IC(東関東自動車道)~7.071km 
ご利益厄除け | 無病息災 | 出世開運 | 開運招福 | 勝利祈願 | 武道上達
ご朱印
御朱印帳
御朱印を頂く場所
祈祷殿・社務所
頂ける御朱印の種類
本宮の御朱印と奥宮の御朱印の2種類
御朱印を頂ける時間
8:30~16:30
初穂料・寸志:各300円 正月に限定100部で木製御朱印帳も存在します
御朱印
公開サイトkashimajingu.jp
鹿島神宮 URL
TEL0299-82-1209
鹿島神宮 2
鹿島神宮 3
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レポート

鹿島神宮かしまじんぐう

訪れた日は夕方17:00を回っていました。空模様が怪しく雷が鳴り響き、雷神を祀る神社の参拝を歓迎するかの様でした。

「神宮」と名のつく神社は今ではいくつもありますが、平安時代から伊勢の大神宮(伊勢神宮)他に神宮と呼ばれたのは、鹿島神宮と香取神宮だけで別格の格式を持ちます。そのほか、鹿を神使とすることでも知られています。平城京鎮護のため、767年、藤原氏は氏神である鹿島の大神(武甕槌命)の御分霊を神鹿(白鹿)の背に乗せ奈良にお迎えして春日大社を創建したと伝わります。格式の高さを物語ります。春日大社(奈良)の鹿は有名ですが、鹿島神宮(茨城)から連れてこられたようです。

無事参拝を済ませたとたん大雨が降り始め帰路に就きました。神様に感謝!

平成23年(2011年)の東北地方太平洋沖地震で倒壊した後、神宮境内から杉の巨木4本を伐り出して再建された鳥居。倒壊前は御影石製の大規模な石鳥居でしたが残念です。

楼門の手前左手にある摂社:沼尾神社・坂戸神社の遙拝所。

高さ13メートル楼門は、阿蘇神社、筥崎宮の楼門とともに日本三大楼門の1つで姿の美しさでは日本一と言われてます。

  • 鳥居
  • 摂社:沼尾神社・坂戸神社の遙拝所
  • 楼門

手水舎。楼門右手の様子。楼門左手の様子。

  • 手水舎
  • 楼門右手の様子
  • 楼門左手の様子

楼門をくぐり右手の様子。本殿背後にはパワーみなぎる ご神木・巨大な古杉(樹齢1200年)があります。左手の様子、社務所があります。すぐ正面に茅の輪がありました。

  • 楼門をくぐり右手の様子
  • 楼門をくぐり左手の様子
  • 茅の輪

茅の輪くぐりの説明。御祭神:武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ、たけみかづちのおおかみ)の説明。 主祭神タケミカヅチ(武甕槌/建御雷)は日本神話に登場する神。雷神、かつ剣の神とされとして知られています。拝殿。

  • 茅の輪くぐりの説明
  • 武甕槌大神の説明
  • 拝殿

正面から見た拝殿。石の間・幣殿・拝殿。奥に本殿があります。

  • 正面から見た拝殿
  • 石の間・幣殿・拝殿
  • 奥に本殿

仮殿(かりどの)仮殿は、本殿造営の際に一時的に神霊を安置するために使用される社殿です。 宝物館。日本最古最大の直刀・金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃(国宝)を所蔵しています。摂社:高房神社。本殿に詣でる前に参拝するのが古例とされています。

  • 仮殿
  • 宝物館
  • 高房神社

境内から楼門を望む。境内のご案内の看板。旧東神門跡。ここから奥参道となります。境内案内の説明。

  • 境内から楼門を望む
  • 境内のご案内の看板
  • 旧東神門跡
  • 境内案内の説明

鹿園の脇にある「さざれ石」。「さざれ石」は君が代に歌われる石です。鹿園。神鹿を飼育しています。あいにく小屋に入って出てきてくれませんでした。鹿の枝角が英語でアントラーで、鹿島アントラーズのチーム名の由来です。

  • さざれ石
  • 鹿園

奥参道にある境内の案内。両脇に堂々とした杉木立がそびえ立つ奥参道。末社:熱田社 (あつたのやしろ)祭神:素戔嗚命・稲田姫命。

  • 奥参道にある境内の案内
  • 奥参道
  • 熱田社

鳥居から一直線にのびる参道-奥参道の突き当たり右手付近に奥宮があります。社殿は、徳川家康公より本殿として奉献され、後に二代将軍・徳川秀忠公により現在の本殿が奉献されたときに、元和5年(1619年)の造替により現在地に移され奥宮本殿とされました。

  • 奥宮
  • 奥宮本殿正面
  • 奥宮本殿

奥宮本殿に掛かる扁額。奥宮の説明版。祭神:武甕槌大神荒魂です。「要石」・「御手洗池」の案内板。要石は地震を起こすナマズを封印!地震の守り神として信仰されています。

  • 奥宮本殿に掛かる扁額
  • 奥宮の説明版
  • 「要石」・「御手洗池」の案内板

パワースポット「要石(かなめいし)」・「御手洗池(みたらしのいけ)」分かれ道付近。右に約450mで要石、左に下り約500mで御手洗池です。

御手洗池方向に緩やかな坂を下ります。御手洗池付近にNHKドラマ「塚原卜伝」のロケ地の看板がありました。

  • 「要石」・「御手洗池」分かれ道付近
  • 御手洗池方向に緩やかな坂
  • ロケ地の看板

境内のもっとも奥にある御手洗池です。御手洗池の説明板。神代に一夜にして湧水し、旱魃(かんばつ)でも決して涸れない霊泉。御手洗池の水深は、大人でも子供でも、胸の位置を越えないと言われているそうです。

湧水が池に流れこんでいます。

  • 御手洗池
  • 御手洗池の説明板
  • 湧水が池に

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