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羽衣の松 はごろものまつ

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基本情報
羽衣の松

天女が羽衣をかけたとされる羽衣伝説で有名な松。

日本新三景のひとつ「三保の松原」にある松。

初代の羽衣の松は宝永4年(1707年)の富士宝永山噴火の際に海中に没したと伝わり、二代目の羽衣の松も樹齢650年を越えて衰弱が激しく、現在は三代目の元気な松に世代交代をしました。

松のとなりには御穂神社の離宮・羽車神社があります。

日本各地に同じような伝説が伝えられていますが最も有名なものが三保の松原「羽衣の松」に伝わる伝説です。

全国の羽衣伝説

羽衣伝説には多くの種類がありますが、説話の共通点として、基本的な登場人物が1.羽衣によって天から降りてきた天女(てんにょ)2.その天女に恋する男で構成されています。

白鳥が降りて水浴びし、人間の女性(以下天女)の姿を現し、天女の姿に心を奪われた男が天女を返すまいと、天女の羽衣を隠してしまう。そのため天女が飛びあがれなくなる(天に帰れなくなる)

ここから近江型と丹後型でわかれます。

三保の「天女の羽衣」は近江型(一般型)になります。

「近江型(一般型) 」

天に帰れなくなった天女は男と結婚し子供を残す(幸をもたらす)。

天女は羽衣を見つけて天上へ戻る。

「丹後型 」

天に帰れなくなった天女は老夫婦の子として引き取られる。

天女は酒造りにたけ、老夫婦は裕福となる。

老夫婦は自分の子ではないと言って追い出す。

天女はさまよった末ある地に留まる。

また、中国、東南アジアでも同じような羽衣伝説があるそうです 。

住所静岡市清水区三保
駐車場あり(無料)
アクセス 車最寄IC > 清水IC(東名高速道路)~11.709km 
TEL054-354-2422
羽衣の松 2
羽衣の松 3
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