猿橋 さるはし
基本情報
広重の浮世絵にも描かれた「日本三奇橋」の一つとしても知られ、現在では現存する唯一の刎橋である。猿橋は人道橋で、上流と下流にそれぞれ山梨県道505号小和田猿橋線と国道20号で同名の新猿橋がある。昭和7年に国の名勝に指定。
長さ30.9m、幅3.3m。水面からの高さ31m。
錦帯橋(山口県岩国市/錦川)、※(1)かずら橋(徳島県祖谷)、※(2)神橋(栃木県大谷川)と並び日本三奇橋のひとつ。
※(1・2)三大奇矯の三番目は諸説あり定かではない。
住所 | 大月市猿橋町猿橋 |
紅葉の種類 | カエデ、ケヤキ、モミジ |
紅葉見ごろ | 紅葉 カレンダー [ 紅葉時期 11月上旬~11月下旬 ] |
駐車場 | 無料大型バスは2台まで。 |
アクセス 公共交通 | JR猿橋駅から徒歩約15分 最寄駅 > 猿橋駅(JR)~1.322km |
アクセス 車 | 中央道大月ICから約20分 最寄IC > 大月IC(中央自動車道)~6.345km |
問い合わせ | 大月市商工観光課 |
TEL | 0554-22-2111 |
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レポート
2015年4月3日(金)猿橋へ立ち寄ってきました。
猿橋は桂川に架かる刎橋(はねばし)で、屋根付き刎ね木を重ねた上に橋桁が載せられています。鋼製の橋桁に木材を貼り付けて江戸時代の構造を復元されたものです。「昔、推古帝の頃(600年頃)百済の人、志羅呼(シラコ)が、猿がつながって対岸に渡る姿を見て、これを造った」 との伝説が残っているそうです。
猿王を祭る山王宮が駐車場の脇にありました。名勝・猿橋の説明。猿橋架替記念碑。
「猿橋の旅宿にて」の説明板。猿橋の南側の様子。
南から見た猿橋。猿橋から下流方向(国道20号が通る新猿橋)と上流方向(山梨県道505号が通る新猿橋)との眺め。
谷が31mと深く、橋脚がたてられないため、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支えられ、斜めに出た刎ね木や横の柱の上に屋根を付けて雨による腐食から保護しています。
展望台へ向かう降り道。
展望台から見下ろした桂川。上流方向の河川には桜が満開!下流方向上部の猿橋を眺める。