大安寺(奈良市) だいあんじ
南都七大寺、かつて大官大寺であった寺院で奈良時代には東大寺、興福寺と並ぶ大寺であった。
基本情報

聖徳太子が平群[へぐり]に建立した熊凝精舎[くまごりしょうじゃ]が始まりと伝わる。国家鎮護の官寺として、宮都の変遷とともに各地を移転。平城遷都後、現在地に定まり、大安寺と号した。東大寺、西大寺と並んで南大寺[なんだいじ]とも呼ばれ、壮大な伽藍を誇ったが、中世以降衰微。本堂は近年の再建だが、天平末期から弘仁時代の木彫仏を多数安置する。本堂の十一面観音立像(重要文化財)、嘶[いななぎ]堂の馬頭観音立像(重要文化財)は秘仏。讃仰[さんごう]殿安置の楊柳[ようりゅう]観音立像(重要文化財)、四天王立像(重要文化財)などは通年拝観できる。天平時代の南大門の基壇が2003年12月に復元完成した。
| 住所 | 奈良市大安寺2丁目 |
| 営業時間 | 9:00~16:00 |
| 料金 | 拝観料:大人600円、高校生以下300円 特別拝観料:大人800円、高校生以下400円 |
| 休業日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| アクセス 公共交通 | 近畿日本鉄道近鉄奈良駅2番出口→奈良交通バス大安寺方面行きで7分、バス停:大安寺下車、徒歩10分 最寄駅 > 奈良駅(JR)~1.903km |
| アクセス 車 | 京奈和道木津IC10km15分 最寄IC > 宝来IC(第二阪奈有料道路)~5.481km 中町IC(第二阪奈有料道路) |
| TEL | 0742-61-6312 |
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