一宮温泉まほろばの湯 いちのみやおんせんまほろばのゆ

兵庫県の西部、宍粟市(しそうし)一宮町の、竪穴式住居を復元した古代の村や、鎌倉時代の建物を復元した中世の村などがつくられている家原(えばら)遺跡公園の中の日帰り温泉施設。公園の中でも見晴らしのいい地に立ち、湯に浸かりながら高峰の山々が眺められる。地下1300mから湧く温泉は、2億年以上昔の海水からできた塩化物泉。泉温32℃なので加温しているが、全国的にも希少な等張性の湯で、長湯しても疲れにくく保温効果が高い。美肌効果もあり美人の湯ともいわれている。浴場は、檜造りの「山の湯」と石造りの「川の湯」があり、いずれも露天風呂が付いていて男女入替制。バリアフリーの露天風呂付きの介助家族風呂もある。湯量豊富なので、温泉スタンドがあるのもうれしい。