あわら温泉 [あわらおんせん

明治16年（1883）開湯の歴史をもつあわら温泉は、農地の灌漑工事によって偶然発見されたのがはじまり。関西の奥座敷として、文人墨客をはじめ数多くの著名人・文化人に愛されてきた温泉だ。田山花袋も入湯し、『温泉周遊』に「さばさばと心持ちよく爽やか」と湯の感想を記している。

観光協会からあわら温泉内にある旅館や温泉施設で、日帰り入浴ができる「あわら温泉湯めぐり手形」（1500円）も発行されている。東尋坊へも近く、観光や越前海岸のドライブの立ち寄り日として人気がある。

効能：リウマチ、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、慢性皮ふ病、切り傷、打ち身、慢性消化器病、痔疾、慢性婦人病など

湯量：不明

飲用：一部可