旅案内 たびあん

那谷寺 なたでら

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奇岩遊仙境と称される自然境で、重要文化財の堂宇が点在する。
基本情報
那谷寺

北陸屈指の真言宗の古刹。717年(養老元)、泰澄大師が岩窟に千手観音を安置したのが始まりという。その後寛和2年(986年)花山法皇が行幸の折り岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、求る観音霊場三十三カ所はすべてこの山に凝縮されるとし、西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名。

境内には、本尊千手観音を安置する本堂、十二支や牡丹などの彫刻を施した護摩堂、檜皮葺[ひわだぶ]きの三重塔など、国重要文化財の堂宇が立ち並び、厳かな雰囲気に包まれている。

元禄2年(新暦1689年)奥の細道の松尾芭蕉は弟子の河合曾良と山中温泉で別れ、数日前滞在した小松へ戻る道中参詣し、奇岩霊石がそそりたつ遊仙境の岩肌を臨み句を詠む。

小堀遠州の指導のもとに作庭された庭園(名勝)や、前田利常の休憩所として建てられた書院も見所。本殿の岩屋内は胎内くぐりの聖地。

展望台より臨む奇岩遊仙境は境内一の絶景。

住所小松市那谷町ユ122
紅葉の種類モミジ、カエデ、ニシキギ、ツツジ、ドウダンツツジ
紅葉見ごろ [ 紅葉時期 11月上旬~11月下旬 ]
営業時間8時30分~16時45分(12~2月は8時45分~16時30分)
料金拝観600円(庭園・書院拝観込みで800円)
休業日無休
駐車場あり
公開サイトwww.natadera.com
TEL0761-65-2111
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