諸口神社 もろくちじんじゃ
レポート
諸口神社もろくちじんじゃ
大漁と海上守護の神として崇められている弟橘姫命を祭神とする諸口神社、全長750mの御浜岬の先端に鎮座しています。富士山と海の鋭気を授かる戸田のパワースポット。
御浜岬の案内図。駿河湾に沿うように潮騒のベンチ(防波堤)があります。岬の先端方向を望む。
岬の先端には他の植生の侵入から守られ、照葉樹林帯の名残を残すイヌマキが群生し、昭和55年(1980年)11月28日に静岡県から天然記念物「御浜岬のイヌマキ群生地」に指定されています。
裏参道入口に建つ朱の鳥居。緑に囲まれた拝殿。
境内案内板より
祭神 橘姫命
例祭日 四月四日
由緒 当社の創建由緒等詳ならざれ ども増訂豆州志稿によれば、延 喜式神名帳伊豆国那賀郡二十 二座の内国玉姫命神社にて伊豆 国神階帳従四位上もろき姫の明 神に座すとなす。もろき姫、国玉姫、橘姫は同一神 でもあろうか現称諸口はもろきと同 語にて古来当社を辨天と称し 女 神なること明らかなり。航海及漁業 者の守護神とし崇敬あつく海上安全 大漁満足を祈願し諸船この沖を通 過すると言う。応永八年三月(一四〇二)再建、明治十二 年八月村社に列す。現社殿は昭和二十八年四月改築
社宝 応永八年三月吉日棟札鰐口 武蔵国吉見郡久米田郷施主等敬白諸口大明神 応永八年辛己霜月十五日とあり(日 本金石年表に見える)
註 延喜式内とは醍醐天皇の朝廷延喜年間(九〇一〜九二七)撰 修の延喜式神名帳所載の神社の意にて単に式内社又は式社 とも言う。
手水舎。海に向かって建つ朱の一の鳥居、境内は石垣に囲まれています。
付近にある観光レポート
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