来宮神社(熱海市) きのみやじんじゃ
レポート
桜と来宮神社。昭和初期来宮神社の境内に末社として埼玉県の三峰神社より祀られた「三峯神社」。参道の両脇は青々とした竹が・・
自然の中に鎮座した神社。春の大楠。
境内の風景。摂末社「來宮弁財天」
社殿の奥にある「ご神木・大楠」は国内屈指のパワースポットとして知られています。「ご神木・大楠」は昭和8年2月に日本最樹齢の樟として国の天然記念物に指定されています。裏手には糸川が流れ、山の気と水の気の両方を持つパワースポットで、テレビや雑誌、本でも多数取り上げられています。
来宮の社・直営のお休み処が、来宮の社入口右手にありました。来宮神社入口です。来宮神社由来の説明板。
「来宮は 樹齢二千年の 楠木のもとに み国のさかえ いのりまつらん」・佐佐木信綱の歌碑。参道の左に注連縄の巻かれた大石。来宮神社内の三峰神社。本殿は寛文元年(一六六一)建立の春日造で、伊弉諾尊、伊弉册尊を祀っています。
落雷の跡が残るも元気に生きる「第二大楠」。幹の中身が落雷によって大きな空洞となっています。空洞内には祠がありました。
参道左手、稲荷社の鳥居がります。来宮稲荷社は京都伏見稲荷大社より勧請されたもの。手水舎。少し進んだ右手に「御神水」、お水取りは 初穂料1回1000円(健康成就・運勢開運)です。
手水の作法、1.左手を洗う、2.右手を洗う、3.口をすすぎもう一度左手を洗う、4.柄杓を立てて柄を洗う・・と配布されていた資料に絵で説明がありました。
御神水を過ぎ階段を上ると拝殿が正面に構えています。拝殿 両脇にて 守護する「 狛犬 」(阿形)
境内から入口鳥居方向を望む。拝殿内の様子。拝殿にかかる扁額。
拝殿右手に来宮神社由緒沿革の書かれた案内石。されに奥には来宮弁財天(辨財天)があります。
境内左手にある参集殿。殿内は神札・御守り授与所や大広間、祈祷待合室などがありOpen Cafe 「茶寮 報鼓 houko」併設しています。参集殿内にあった宮神輿。
境内右手にある斎館。斎館には御鳳輦(ごほうれん:神輿)が納められています。「来宮神社例大祭」毎年7月16日では、四十二歳(厄年)になる男性が神々を乗せた御鳳輦を奉舁しながら海中へ入る「浜降り」が行われます。
全国のパワーツリーNo.1と云われる樹齢2千年以上の御神木「第一大楠」(国の天然記念物)。第一大楠は本堂左手奥にそびえ立ち、鹿児島県蒲生町の「蒲生の大クス」に次ぐ全国二位の大楠です。 常緑樹で一年を通じ、恒に青々とした楠の葉を繁らせ、幹を一周すると一年寿命がのびる(願い事がある方は、願い事を心に秘め幹を一周すると願いが叶う)と伝えられており、 この木の生命力にあやかり、「不老長寿」「無病息災」「健康祈願」のお参りをする参拝者が後を絶ちません。
第一大楠を見上げる。大楠脇にあった徳富蘇峰 餘香碑。

御神木「第一大楠」を一周してみました、見上げると緑の葉が覆い茂り、傍らに流れる糸川からのマイナスイオン感じパワーを授かりました!