飯坂八幡神社 いいざかはちまんじんじゃ

社伝によれば平安時代後期の天喜4年（1056）、後三年の役で奥州に出陣した源義家は守護神の八幡大神が戦勝の験として示されたものと信じ、必勝祈願のために勧請したと伝えられる。

例大祭は、「けんか祭り」とも呼ばれ、境内で太鼓屋台同士が激しくぶつかり合う。太鼓は「流れ打ち」として町めぐりの際に打つゆったりとした打ち方と、神輿とすれ違う際に打つ「下り半」「三切り」、さらに「宮入り」「乱れ打ち」の3通りある。

例祭日：10月の第1土曜日を中心とした３日間行われる。

新居浜太鼓祭り（愛媛)、伊万里トンテントン祭り（佐賀、伊萬里神社）と共に三大喧嘩祭りの一つ。