湯本館 ゆもとかん

文豪・川端康成が『伊豆の踊り子』執筆の際に投宿した宿として知られる湯ヶ島温泉の宿。日帰り入浴は、大浴場と渓流沿いの貸切露天風呂の両方で楽しめる。名物の渓流沿いの露天風呂は、川の中にせり出したように造られ、湯船のすぐ脇を狩野川の清流が走る。自然の四季の移ろいのなかで野趣満点の醍醐味が味わえる。温泉は内風呂も露天風呂も加温・加水をしない源泉かけ流しで、その湯のよさを肌で実感できる。