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韮山反射炉 にらやまはんしゃろ

 歴史的建造物
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近代鉄鋼業発祥のシンボル。日本で唯一現存する実用反射炉
基本情報
韮山反射炉

1853年(嘉永6)のペリー来航、欧米各国のアジア進出に対抗するため、軍備の近代化を目的として幕末期伊豆の第36代代官江川太郎左衛門英龍(坦庵)がその子英敏と共に完成。

4基の反射炉の外側は伊豆石、煙突部分は3段構造で125段のレンガが積まれ、煙突を含め高さは約16m。内側は耐火レンガのアーチ積み。天井に熱を反射させて一つに集中し、金属を溶かす構造。ここで鋳造された大砲は品川台場に配備された。

2009年には、萩反射炉などと共に九州・山口の近代化産業遺産群の構成資産としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載され、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として正式登録。

住所伊豆の国市中字鳴滝入268-1
営業時間9:00~16:30
料金大人300円 小・中学生50円(反射炉・江川邸共通券:大人800円、小・中学生250円)
休業日年末年始
アクセス
公共交通
伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅→伊豆箱根バス反射炉行きで10分、終点下車、徒歩すぐ
最寄駅 >  伊豆長岡駅(伊豆箱根鉄道)~1.714km
アクセス 車最寄IC > 長岡北IC(伊豆中央道路)~4.918km  大仁中央IC(修善寺道路) 
TEL055-949-3450
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レポート

韮山反射炉にらやまはんしゃろ

韮山反射炉は幕末(江戸時代)、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗して日本を守るために韮山代官江川太郎左衛門(江川坦庵)が幕府に進言して築いた大砲鋳造炉。安政元年(1854)建設開始され安政4年(1857)完成。元治元年(1864)の使用中止までに大小の大砲数百門を鋳造していたそうです。実際に鉄を溶かした反射炉は、日本でもこの韮山反射炉しか残っていない!

韮山反射炉入口。入場料金は大人一人300円。韮山反射炉と韮山古川の説明。

  • 韮山反射炉入口
  • 入場券
  • 入場受付
  • 韮山反射炉と韮山古川の説明

入口から韮山反射炉を眺めた様子。焚所風入口、灰穴。見上げてみた・・・

  • 入口から見た韮山反射炉
  • 焚所風入口、灰穴
  • 見上げた様子

炉体の構造。南方向から望む。入口の反対方向から望む。

  • 炉体の構造
  • 南方向から
  • 入口の反対方向から

鋳口(溶解させる銑鉄等を入れるところで、燃焼ガスの集合によりもっとも高温になるところ)、焚口(石炭などの燃料を入れるところ)。韮山反射炉の構造説明。

  • 鋳口と焚口
  • 韮山反射炉の構造説明
  • 韮山反射炉2

鉄製24ポンドカノン砲の再現模型。あちらこちらに韮山反射炉の説明板が配置されています。北方向から望む反射炉。

  • 鉄製24ポンドカノン砲の再現模型
  • 説明板
  • 北方向から望む反射炉

蔵屋鳴沢「レストラン」が傍にあるので腹ごしらえバッチリ!韮山古川「起点」の標識。江川坦庵(えがわたんなん)の像と韮山反射炉。

  • レストラン
  • 韮山古川「起点」
  • 江川坦庵の像
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